【東洋医学体質チェック (気滞)】
「気虚」「血虚」「津液不足」「気滞」「血お」「痰湿」の6つの
チェックリストの中で、最もチェック
項目が多かったのが、あなたの体質です。
体質とは、1人ひとりがもつ思考や身体のクセの表れであり、
生まれ持った素質により形成されることもありますが、
その多くは日々の生活習慣から作られます。
ご自身の体質を知ることで、
日々の生活の中で気をつけるべきこと(養生法)を知り、
トラブルが出にくい(未病を治す)身体作りをすることが出来ます。
今回は「気滞」についてです。
□イライラしやすく怒りっぽい
□おなかにガスがたまりやすい
□差し込むような痛みなどもよく現れる
□便秘がちだったり、急に下痢、軟便になる
□目が充血する
□寝つきが悪い
□無意識でため息をつくことが多い
□のどに何かつまったような感じがある
□乳房が痛いほど張る
□ストレスに弱い
□呼吸しづらい、喘息
□突然耳の聞こえが悪くなる
□生理前にイライラしたり、うつになったりする
□頭痛、偏頭痛も痛みが激しい
□女性は生理前の体調不良
□脂っぽい赤みのある肌
「気滞」体質の方の養生法
「気滞」とは、仕事による緊張や精神的なストレスなどにより、
「気」の巡りが滞っている状態のことです。
この「気滞」を解消するには、溜まっている気を吐き出し、
気を巡らせなければなりません。
このタイプは、ついつい頑張りすぎて
しまう人に多く、帰宅後は「バタンキュー」となりがちです。
1日の終わりに、良い香りがするユズやリンデンなどのハーブティーで、
気を緩めてみましょう。
また「気滞」の方は呼吸が浅くなりがちですので、腕や肩甲骨を回し、深呼吸を
心がけ、少し激しいくらいの運動やマッサージ、ストレッチなどで
気を巡らせるようにしましょう。
ストレス解消は大切ですが、食べ過ぎや飲み過ぎには注意しましょう。
たまねぎやニラ、シソなど、香りのあるお野菜を摂取し、無理なく上手にストレスを解消してください。
気を巡らせる柑橘系の香りや抗うつ作用のあるグレープフルーツ、ベルガモットや
フランキンセンスなどの精油で、足のマッサージや芳香浴をおすすめします。