【豆知識】便秘と肌荒れ1
今回は便秘によって肌荒れが起こる理由です。
便秘で肌荒れが起こる理由として第一に腸内で産生される腐敗物質による影響が挙げられます。
便秘のように腸内環境のバランスが乱れた状態では、腸内でアンモニアやフェノール、アミン類などの腐敗物質がたくさん作られます。
これら腐敗物質が血流に乗って腸管から皮膚まで届いてしまうことが、便秘で肌荒れが起こる原因と考えられます。
また便秘によって栄養素の吸収率が低下し、皮膚のバリア機能の質が下がってしまいます。
肌の水分を保持し、外因から皮膚を防御する角層のバリア機能は、食品からの栄養摂取によってその状態を維持しています。
しかし、便秘になるとビタミンB2、B6や葉酸の吸収効率が悪くなると言われており、肌のバリア機能にも悪影響があると考えられます。
私たちの体内に入ってくるものは全て腸を経由します。
この前提を知っておくと、腸内環境の不良が肌に悪いことがイメージしやすいでしょう!