【東洋医学体質チェック (津液不足)】
「気虚」「血虚」「津液不足」「気滞」「血お」「痰湿」の6つの
チェックリストの中で、最もチェック
項目が多かったのが、あなたの体質です。
体質とは、1人ひとりがもつ思考や身体のクセの表れであり、
生まれ持った素質により形成されることもありますが、
その多くは日々の生活習慣から作られます。
ご自身の体質を知ることで、
日々の生活の中で気をつけるべきこと(養生法)を知り、
トラブルが出にくい(未病を治す)身体作りをすることが出来ます。
今回は「津液不足」についてです。
□喉がかわきやすく、水分を欲する
□入浴後、皮膚がすぐに乾燥してかゆくなる
□消極的で弱気なほうである
□少し早口で、舌が回らなくなることがある
□目が乾く
□寝汗が多い
□風邪をひいたあとに、から咳が残りやすい
□便秘がちで、便がコロコロしている
□肌のキメが荒く、毛穴が開いている
□おしっこの色が濃く、量が少ない
□微熱が続く
□身体がほてる
□関節がスムーズに動かしづらい
□髪の毛がぱさつきやすい
□寝つきが悪い
□肌が乾燥して少し赤みがある
「津液不足」体質の方の養生法
「津液不足」の方は、身体を潤し心身の余分な熱を冷ます「津液」が不足しています。
この「津液」とは、身体にある血以外の水分で、汗や尿、唾液、便中の水分、関節液などを含みます。
「津液」を補うためには、滋陰効果のある食材(りんごやバナナ、白菜など)
を積極的に摂り、香辛料など身体に熱を生むものは控えましょう。
「津液」は夜に補われるものなので、夜更かしは控えてください。
また、「津液不足」の方は、身体の熱を抑えることができないため、
汗(寝汗など)をかきやすく、身体の水分が不足しがちです。
そのため、意識的に水分摂取をこまめにしましょう。
また、関節の水分が不足し痛むことがあるため、激しい運動は避けたほうが無難です。
サンダルウッドやタイムリナロール、ゼラニウムなどの精油で、ゆっくり半身浴することを
おすすめします。