【東洋医学体質チェック (血虚)】
「気虚」「血虚」「津液不足」「気滞」「血お」「痰湿」の6つの
チェックリストの中で、最もチェック
項目が多かったのが、あなたの体質です。
体質とは、1人ひとりがもつ思考や身体のクセの表れであり、
生まれ持った素質により形成されることもありますが、
その多くは日々の生活習慣から作られます。
ご自身の体質を知ることで、
日々の生活の中で気をつけるべきこと(養生法)を知り、
トラブルが出にくい(未病を治す)身体作りをすることが出来ます。
今回は「血虚」についてです。
□髪が細くて痛みやすく、抜け毛も気になる
□眠りが浅く、夢をよくみる
□滑舌が悪く、話し方がぎこちないことがある
□物静かでまじめなタイプだと思う
□肌がかさつき、化粧のりが悪い
□筋肉が引きつる
□顔色が悪いと言われることがある
□話を聞きながら、上の空になっていることがある
□不安感におそわれるときがある
□疲れ目やかすみ目がある
□便秘しやすい
□爪がもろく割れやすい
□月経量が少ない。または、月経周期が長い
□のぼせやすい
□耳鳴りがある
□血色が悪く青白く乾燥した肌
「血虚」体質の方の養生法
「血虚」体質の方は、心(精神活動)と身体を滋養し潤すための「血」が不足しています。
「血虚」の方の場合、栄養を補う必要がありますので、栄養価の高い食材
(ひじき、レバー、プルーンなど)を摂取し、夜安心して眠ることが大切です。
「血」は夜、作られるものなので、夜更かしをしがちな「血虚」の方は、要注意。
また、目を使うと「血」を消耗するので、夜中にPCなどをするライフスタイルはもってのほかです。
「血」を補う精油は、全身の内臓機能を高め、精神を安定させるものが良いでしょう。
ゼラニウム、イランイラン、パルマローザなどで作った温湿布で、就寝前に目元を温めたり、
下腹部を温め内臓の機能を高めてみましょう。
また、「血虚」の原因は、「気虚」や「気滞」にあることも多いので、
それらの養生法も参考にしてみてください。