【豆知識】お酒と下痢の関係1

【豆知識】お酒と下痢の関係1

 

【過剰なアルコールが「腸」に与える影響】

アルコールは小腸で約80%吸収されます。
そのため、アルコールを過剰に摂取すると小腸粘膜にある酵素の機能が低下して、
脂肪・糖分・水分・ナトリウム等の吸収が阻害されます。

すると腸からの水分吸収が阻害され、便が水分を必要以上に含んだまま
排便されるため起こる浸透圧性の下痢が起こる場合があります。

さらに、アルコールは大腸の働きを活性化するため、
通常は大腸で吸収される水分が、吸収されないまま肛門まで進んでしまうことになり、
水分の多い便である下痢が出やすくなります。