【豆知識】汗について
東洋医学からみた汗の症状についてのお話です。
汗の有無
汗の出る時間
汗の出る部位
汗の量
などをみなさんも思い出してみてください。
１．自汗
いつも汗が出ていて、活動後に一層ひどくなるもの。
体の気のめぐりが悪い方や、外気が寒い時に多く見られる。
精神疲労、気力減退、息切れなどを伴うことが多い。
２．盗汗
寝汗のこと。体が熱いことで起こることが多い。
不眠、手足のほてり、口や喉の渇きを伴うことが多い。
３．大汗
汗が多量に出ること。熱が出ている時のものは、高熱、渇き、脈の速さなどを伴う。
病が危篤で生命が途絶えようとしている時に出る大量の汗は「絶汗」「脱汗」という。
４．頭汗
汗が頭部に限定して出るもの。
体の上部の熱や、お腹の湿った熱気により起こるものが多い。