【豆知識】活性酸素とは
活性酸素とは、化学反応が起こりやすくなった不安定な酸素のことを言います。
人間に限らず、動物は酸素を吸って、その酸素をエネルギー変換に
活用することで生命を維持しています。
しかし、酸素を体内に取り入れる時とエネルギーに変換する時に、
その中の2～3％が活性酸素になってしまいます。
体内で発生した活性酸素は、私達の細胞を傷つけ、DNAの書き換えを行います。
そのまま増え続けると、最終的には免疫機能を弱らせたり、老化の原因になり、
最悪はがん細胞にまで発展することがあります。
これは自然の流れなので、私達にはどうすることも出来ません。
ただし、同時に活性酸素を無毒化するSOD（スーパーオキシドディスムターゼ）
という酵素も体内で生み出されるので、進行が進みすぎることがないわけです。