【豆知識】下痢の原因その2
ウイルス性腸炎・細菌性腸炎・潰瘍性大腸炎などの病気
⇒ 炎症により浸出液が増える「滲出性下痢」
ウイルス性腸炎や細菌性腸炎、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、
腸に炎症を起こします。
そうなると、腸から血液成分や細胞内の液体などが滲み出てきて、
便の水分量が増加します。また、炎症が起こると腸の上皮細胞が障害されます。
腸の水分吸収は上皮細胞で行われていますが、炎症によりこの細胞が障害を受けると
水分を吸収できなくなります。これらも下痢の要因となります。
これらは腸の器質的な問題であるので、一度専門の機関で診てもらうことが大切です。