【豆知識】 口腔について

【豆知識】 口腔について

前回の消化管の話から本日はお口の働きについてお話していきます。

口にも様々な働きがありますが、今回は食べる行為における働きについてです。
人間が食べるうえで食べ物が最初に通るところが口になります。

まず口に入った食べ物が体にとって大丈夫なものかどうか味などで判断します。
大丈夫なものであれば次に噛むことで食べ物を細かくします。
この際に唾液が分泌され食べ物をまとめてくれて飲み込みやすくします。
そして飲み込むことで食べ物が食道へ送られます。
簡単に説明すると口腔内ではこれらのことが食べ物を食べる際に行われています。

ここで日常注意していただきたいのが、早食いです。
早く食べるということは噛む回数が少なく、食べ物が大きい塊のまま流れていきます。
すると食塊が食道の壁を傷つけたり、胃が食塊を細かくするために余分に働かなければ
ならず消化管にとって負担がかかります。しかも満腹感を得るのためにたくさん食べてしまい
一層負担がかかります。

ですので、食事はなるべく時間をかけてよく噛むことで満腹感が得られるので、腹八分目を
心がけて下さい。

※PIONAでは口が開けにくい、顎がカクカク鳴るといった方のために顎関節調整メニューも
ご用意しております。こちらは担当者が決まっており日時の都合が限定的となるため
直接店舗までご連絡下さい。